2016年07月01日
髪の毛を乾かすのにいくらかかる? 長髪なほど意識したいヘアドライ術
電気料金に関するコスト意識の高い人にとって、毎日使用するドライヤーがどれくらいのコストがかかっているかは気になるところなのではないでしょうか。
特に最近のドライヤーの傾向としては、大風量を売りにしていて消費電力も1200Wを超えるものが普通です。風量や熱量が大きければ短時間で乾かすことができるので、結果的には得になるのだろうな……と思いつつ、ターボモードなどの強力な風を浴びながら心配になってはいませんか。
◇10分程度で4.5円が目安だが長さが影響を与える
目安としては1200Wの消費電力のドライヤーを温風で10分程度で使用すると4.5円程度です。ただし、これは使う人の髪の長さに影響を受けるため、ロングヘアになればなるほど時間は伸びていき、人によっては倍以上になってしまうことも。電気代のためにヘアスタイルをショートにするというのも考えられなくはないですが、それはちょっと行きすぎな気もします。
ロングヘアでもなるべく電気コストを下げる方法はないのでしょうか。
もちろんいくつかの工夫をすることで可能となってきます。一番シンプルなのは洗髪後のタオルドライ。ここでどれだけ髪の水分を除去できるかがポイントとなります。今では比較的安価にタオルドライに特化した吸水性の高いマイクロファイバーを使用したタオルも売っているので、まずそれを活用しましょう。また、ドライヤー使用時もタオルを使いながら乾かすことによって効率的にドライできます。
◇風量の大きいドライヤーや扇風機の併用で時短化
短時間での速乾ヘアドライのためには、風量の大きなドライヤーを選択するのも大事です。髪を乾かしているとき、熱で乾かしている印象も大きいと思いますが、実際に重要なのはむしろ風量。髪の水分を飛ばす方が結果的には早く髪は乾きます。
もし、今使っているドライヤーの風量が非力だとしても、あきらめる必要はありません。そういうときは扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。風上にそうした風を起こす機器を加えることで、ドライヤーの風量を補ってしまうのです。ドライヤー・オンリーよりは電気コストが節約できます。
最近ではヘアドライがしやすい(乾きやすい)を売りにした「エッセンシャル」(花王)などのシャンプーもありますので、髪質に合うのなら活用してみてもいいでしょう。
こうした工夫でロングヘアでも賢く節約しながらドライヤー使用が可能ですので、参考にしてみてください。
※記事内容は2016年3月現在の情報を基に作成。
記事提供:@niftyでんき
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