2016年09月26日
エアコンの室外機は季節の変わり目にお手入れがオススメ
市販のエアコン洗浄スプレーなどでまめにエアコン本体を清掃し、冷暖房効率を高めている人は多いと思います。ただ、そんな人でも視界に入りにくい室外機の清掃は忘れがち。室外機が汚れていると、熱交換性能が落ちて電気代が上がってしまいます。
◆室外機は室内と熱交換をするための装置。1年に2回はメンテナンスを
エアコンは室内の熱を外へ捨てることで空気を冷やします。室外機の役割は、冷房時に室内から運び出した熱を外へ捨てることです。そのため、冷房時は熱くなり、冬は逆に冷たくなります。室外機をよく見てみると、エアコン内部と同じようなアルミ製の放熱板が並んでいるのがわかるでしょう。
ただ勘違いしやすいところですが、空気自体は交換しません。なので室外機が汚れていたとしても、その空気が部屋の中に入ってきてしまうことはありません。基本的にメンテナンスをする必要のない室外機ですが、年に1〜2回、冷暖房時の切り替えタイミングなどで清掃することは、節電のためにもオススメです。
◆汚れやゴミを取り除くことで冷暖房効率を高めて節電する
水まきのついでに室外機に水をかけてホコリを落としている人も多いと思います。基本的に室外機は雨などに濡れても大丈夫なようにできているので、それでも問題はありませんが、念のために下から水をあてたりすることは避けておいたほうが無難です。
清掃の基本は掃除機。ただアルミ製の放熱部分はデリケートですので、曲がってしまわないように掃除機の先端を当てずに注意して作業する必要があります。掃除機で取れないゴミなどは、使い古したような柔らかめの歯ブラシなどを活用すれば、こそげ落とすことができます。強力な洗剤などは使用不可。放熱板が腐食する原因となってしまいます。
忘れてはならないのは、冷房時に結露した水を排出していたドレインホース。ここはホコリや虫が入り込んで詰まりやすいところで、ひどい場合には故障の原因にもなります。針金や割り箸などを使用して、詰まりを取り除いておきましょう。
こうして細心の注意を払い清掃すると、エアコンの冷暖房効率がグッと上がるはずです。そうすると自然に電気使用量も必要以上にかかることはなく、結果として電気代の節約になるのです。
記事提供:@niftyでんき
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