2016年10月19日
寒い季節到来! カイロをうまく使い我慢しないで暖房費を節約する方法
冬の足音が近づいてきたら、そろそろ“カイロの季節”です。エアコンや暖房機器で上昇しがちな暖房費を、体の要所にカイロを使う効果的な防寒で設定温度を下げつつ、寒さを我慢することなく削減しましょう。
◆冬場の光熱費上昇の要因・暖房費を抑えるためにカイロを役立てる
エアコン・暖房機器によって部屋全体の温度を上げて快適に過ごすのは、人数の少ない家庭では効率が悪くなりがち。そうはいっても、寒い部屋の中で過ごすのはつらすぎます。暖房効率の悪さ対策には、人間の体そのものを程よく暖めることによって、暖房の設定温度を低く抑えるという方法がオススメです。
そのために活用するのはカイロ。冬が近づくとドラッグストア店頭などで特売になることが多い使い捨てカイロは便利で手軽です。使用方法は服に貼るタイプと貼らないタイプとさまざま。CMなどでよく見かける有名なブランドをはじめ種類も豊富です。特にこだわりがないようでしたら、ノーブランド商品の箱入りが安価に入手でき、節約生活に役立ちます。
◆寒さを感じにくくするためにカイロを使用するべき体の場所
貼るタイプのカイロを使用するとき、貼る場所に工夫が必要です。手や指先が冷たいからといって持ったり、ポケットに入れて指先を温めようとして触れていても、なかなか温まらない……。そんな経験はないでしょうか。
たしかに指先などの冷えは気になるものですが、カイロを優先して使うべきは“血流が集まる場所”というのが基本です。温まった血流を全身に流すことによって末端の指先まで温感が行くので、実は指先が冷えたとしても温めたほうがいい箇所は、背中(肩甲骨の中心の下)、腰、下腹といわれています。
それでも寒さが防げない場合は、体から熱が逃げやすい首元を温めてみましょう。もちろん低温やけどを避けるため、カイロは必ず肌着の上などから貼ることが大切です。
そして節約を考えるなら、外出時だけでなく上記箇所が温まりやすいよう、家にいるときも使用するのがポイント。そうすると暖房設定温度を2度程度下げても、十分暖かく過ごすことができるはずです。
◆リサイクル可能なカイロを使えばゴミも増えない
とはいえ毎日、自宅で使い捨てカイロを使用するというのはゴミが増えてしまったり、エコロジー観点から見ても少々問題な気もします。その場合は再生可能な「エコカイロ」の使用を考えてみましょう。
近年流行しているのはビニールパックの中に酢酸ナトリウム水溶液と金属が入っているタイプです。中の金属を折り曲げると化学反応が起こり、酢酸ナトリウム水溶液が凝固し始めます。その際に熱が発生するのでカイロが温まるという仕組み。再生するには煮沸させればよく、煮ることによって再び使用可能になるのでゴミが出ません。これなら日頃から室内で使用していても抵抗が少ないのではないでしょうか。
ほかにも電池式、USB充電可能なタイプなどなのカイロがありますので、自分のライフスタイルに合わせて選んでみてください。
記事提供:@niftyでんき
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