電力節約のマメ知識

2017年09月26日

電気代を大食いするドライヤーに、節約利用術ってあるの?

電気

ブレイカーを落とす元凶にもなるドライヤー。家電製品の中でも消費電力はトップクラスで、標準的な1200Wでも電子レンジの2倍! そんなドライヤーに関して、ヘアケアも意識した節約利用術を考えてみましょう。

◆「タオルサンド法」+「ティッシュドライ」でドライヤーの使用時間を短縮!

皆さんは入浴後にドライヤーを使う際、どんなことを心がけているでしょう。

電気代の節約とヘアケアの意味から、タオルドライを併用されている方も多いことでしょう。ドライヤー前のタオルドライ、タオルを髪に当てながらのドライヤー……どちらも大正解です。

タオルを頭からかぶり、その上からドライヤーを当てる方法は「タオルサンド法」などとも呼ばれます。なにやら専門的っぽいですが、このときのタオル内部はサウナと同じ状態になるのです。

髪の毛の水分をタオルが吸収〜その水分がドライヤーで蒸発。この状態だと、タオルがそれこそ蒸し風呂のような役目を果たすわけです。髪の毛を速く乾かすために、併用するタオルまで効率よく使ってしまおうという考え方です。

でも、どうせならもう一歩こだわってみませんか?

たとえば、タオルドライ〜ドライヤー乾燥の間に、「ティッシュドライ」という方法を試してみましょう。

やり方は簡単で、ティッシュで毛束を挟み、軽く押さえるだけ。タオルドライで残ってしまった水分を細部まで吸収できるため、その後のドライヤー使用時間が短くなります。

こうしたタオルサンド法+ティッシュドライの併用で、ドライヤーの使用時間が5分は短くなるはずです。ドライヤーを10分間使う方なら、電気代が半額に! ちょっとした一手間ですみますから、これはオススメ!

◆ドライヤーは冷風・送風の上手な使いこなしがポイント

実際にドライヤーを使う段階では、冷風&送風機能を上手に使いこなしましょう。

「冷風」や「送風」を使ったことがないという方も珍しくないかもしれませんが、実はそこにこそ、節約のポイントが隠されているのです。

最初は高温で乾かす。これは正解です。しかし、ある程度まで乾いてきたら、低温や冷風でもOK。高温と低温(クール/冷風)では、電気代が30〜40%も違ってきます。ドライヤーがブレイカーを落とすほど電気の大食い犯になってしまう理由は、高温の大風量を一気に使ってしまうからなのです。

自分でも「だいぶ乾いてきたな」と感じたら、送風に切り替えてもいいでしょう。その際は、タオルを外して自然乾燥に近い形で。キューティクルを引き締める意味でも、最後まで熱風でゴシゴシ……というスタイルはオススメできません。ヘアケアの意味でも、仕上げは冷風(送風)の方がいいとされています。

ドライヤーは温度よりも風量がポイントなので、夏場や冬場など季節に応じて、熱風&温風/冷風&送風の時間を使い分けましょう。

◆ドライヤーを選ぶ際は高出力タイプに注目!

ドライヤーを買い換える際は、できるだけ高出力なモデルを。標準的な1200Wのドライヤーより、安価な500Wクラスの方が電気代も安くなる……と考えるのは間違い!

出力が低いドライヤーは、その分だけ風量も小さくなります。結果的に使用時間が長くなり、電気代は変わらないか、むしろ高くなってしまうケースも少なくありません。「高温で短時間+低温&送風で一定時間」という効率的な使い方からも、高温を使う時間が短くてすむ高出力タイプが有利です。

最近は500W・750Wといった低出力でも高出力タイプ並みの性能を謳う、「エコドライヤー」と呼ばれる製品も増えています。こうしたモデルを使えば、従来の低出力タイプほど差は出ないでしょう。

ただそれでも、高出力タイプよりは乾燥に時間がかかります。ロングヘアの方などは、やはり高出力タイプを選んだほうがいいかもしれませんね。