新電力切り替え講座

新電力切り替え講座 電力会社の損をしない選び方は?新電力切り替え講座 電力会社の損をしない選び方は?

1 まずは、わが家の電気料金をチェック!

電気料金は、家計の支出の中でも大きな割合を占めています。しかし、「自宅に届く検針票を見ても、料金が高いのか安いのかよくわからない」という方が多いのではないでしょうか? そこで、まずは家庭の電気料金について調べてみましょう!

一般家庭の1カ月に掛かる電気料金は、平均してどのくらいなのでしょうか。総務省統計局の「家計調査」によれば、1カ月の電気料金の平均は、単身世帯で5,565円、総世帯で9,472円。水道光熱費全体のおよそ半分を占めています。
次に、世帯人数別に平均の電気使用料を見てみましょう。

【世帯人数別 平均電気使用料(税込)】

1人世帯
5,565
2人世帯
9,830
3人世帯
11,406
4人世帯
12,152
5人世帯
13,512
6人以上世帯
16,663

※総務省統計局の家計調査データをもとに作成

あなたのご家庭の電気代と比較して高いでしょうか? それとも安いでしょうか? もし、ご家庭の電気料金が高い場合は、料金プランの見直しによって電気料金を節約できるかもしれません。料金プランシミュレーションサイトを利用して、あなたのライフスタイルに合った新しい料金プランを探してみてはいかがでしょうか。

2 あなたは電力自由化でお得になる人?ならない人?

現在、新電力各社から続々と料金プランが発表されています。その多くは、電気の使用量が多くなるほど料金が割安になるプランです。毎月の使用量が少なかったり、日頃から節電に取り組んだりしている人はメリットが小さい場合もあります。

まず、電力会社から送られてくる検針票で、現在の契約内容と毎月の電気の使用量を確認してみましょう。目安として「30A未満の契約」「月々の料金が平均4000円未満」のケースや、オール電化の家庭では、切り替えによって高くなるケースもあるため、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。

多くの会社は、ホームページなどで料金プランを詳しく説明しています。自由化前の料金と比較できるようにしているところもあります。複数の会社の料金プランを比較できるサイトも多数登場しており、そのまま、サイト上で契約することもできます。

3 自分のライフスタイルや価値観によって
さまざまな選択が可能!

ライフスタイルで選ぶ
自分の生活が「夜型」なのか「朝型」なのか、電気を使用している時間帯が多い時間帯を考えて自分のライフスタイルに合って電気料金プランを考えることによって電気料金を安くすることができます。
ポイントで選ぶ
各種ポイントサービスとの提携によって、ガソリン代が安くなったり、買い物に使えるポイントが付与されたりするサービスです。支払った電気代の一部がポイントとして還元されることで、間接的に電気料金の値下げと同じメリットをもたらします。
環境で選ぶ
環境への配慮を重視したい人には、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーによる発電比率が高い会社を選ぶことができます。「電気料金が多少高くても、環境に優しい方法で発電していることが大切」といった気持ちに応えてくれる電力会社を選ぶという選択肢もあるわけです。
地域貢献で選ぶ
地域によっては地元の自治体などが「電力会社」を設立している場合もあります。地域で発電された電気をその地域で消費するなど、電気の地産地消に貢献する会社を選ぶことも可能です。

新電力のギモン?!

集合住宅(分譲・賃貸)に住んでいるけど、切り替えできますか?

現在、お客様が地域の電力会社と直接ご契約されている場合は、切り替えが可能です。ただし、集合住宅の場合、契約条件等に特別な規定がある場合がありますので、あらかじめ管理会社・管理組合等にご確認ください。

停電が心配なのですが…。

停電になった時の問い合わせ先は?

スマートメーターへの取替工事は停電しないのですか? 立ち合いは必要ですか?

スマートメーターは、電力会社を乗り換えるたびに交換するのですか?